HINANJUの米国株投資

米国高配当株をメインに短期投資にもチャレンジ

投資方針の話3

こんにちはHINANJUです。

 

本日は投資方針の話の続きです。

 

前回のお話は下のリンクからどうぞ

hinanjutoushi.hatenablog.com

 

一応簡単なまとめとしては

・メインの投資として「通常NISAで米国高配当株ETFで日々のキャッシュフローの改善」となった

ETFどれにしよう

・時間分散の観点からも5年から10年程度をかけて3000万くらい投資するが、その間のキャッシュポジションが大きい状態が続く

 

メイン投資の方針が決まりましたが、まだまだ決めないといけないことがありますね。

 

まずは米国高配当株ETFについて

YouTube検索していると大体下の3つが多かった

・VYM

HDV

・SPYD

ETFでのチェック事項ってこんな感じかな?

①組み入れ銘柄数:多いほうが分散が効いている

②銘柄選定方針:利回り重視過ぎると銘柄数が多くても暴落時にヤバイ

③主要セクター:株価の上下にセクターが関与しており、できれば分散させたい

④総資産:小さいと流動性が低く、償還の可能性も

⑤利回り:低いよりは高いほうがいいよね

⑥銘柄入れ替え:メンテナンスをしっかりしてくれるほうがいいよね

⑦暴落耐性:暴落時の落ち幅や戻り、そして一番は減配しないか

⑧経費率:低いほうがいい。ただそれだけ

 

それぞれどんな感じか

VYM

①組み入れ銘柄数:400

②銘柄選定方針:米国の配当利回り上位銘柄

③主要セクター:金融・ヘルスケア・消費財・テクノロジー・資本財

④総資産:17.168B(1.7兆円)

⑤利回り:3.5%

⑥銘柄入れ替え:年1回

⑦暴落耐性:リーマンを乗り越えており安定感あり

⑧経費率:0.06%

 

HDV

①組み入れ銘柄数:400

②銘柄選定方針:財務優良な高配当株

③主要セクター:ヘルスケア、エネルギー、通信、生活必需品、公益事業

④総資産:6.391B(6400億円)

⑤利回り:3.8%

⑥銘柄入れ替え:年4回

⑦暴落耐性:コロナでの下落率はVYMと同程度

⑧経費率:0.07%

 

SPYD

①組み入れ銘柄数:80

②銘柄選定方針:S&P500組み入れ銘柄の中で配当が高い80社に均等配分

③主要セクター:金融・不動産・エネルギー・公益事業・情報技術 (REIT含む)

④総資産:117.37M(1170億円)

⑤利回り:5%

⑥銘柄入れ替え:年2回

⑦暴落耐性:リーマンの経験なし。コロナではVYM、HDVに比べ下落幅が大きかった。

⑧経費率:0.07%

 

 

ざっとこんな感じでした。

基本的にはどれも優秀なETFであることは間違えなし。

どれも分散は効いているがVYMは400社と他の2つと比べても組み入れ銘柄数が多い。

経費率はどれも低く問題なし。

資産総額も問題なし。

大きな違いは利回り、選定方針などか。

やはりSPYDの利回りは他の2つと比べるとかなり高い水準で魅力的。

でもコロナでの暴落は一番弱かった。

セクター的にも景気敏感であり被害が大きいか。

これから買う側なので今後戻るのであればよい買い場なんだけどね。

あとは今年の配当金推移が重要で株価自体がある程度下がっても配当金がそこまで下がらなければOKでもある。

やはりSPYDは魅力的だ。

VYMはこの中では1番古いETFで実績がある。

利回りとしては、高くはないが安心感がある。

実際のトータルリターンは結構よいっぽい。

SPYDに比べると増配や株価上昇なども期待できる。

長い目で見るとSPYDよりも良いかも。

HDVはSPYDとVYMの間の印象。

 

どれがいいのかな

もちろんすべてのETFを買うこともできるし、それぞれ主要セクターが異なるから分散にもなるし。

始める前から完全に決める必要もないんだけどね。

 

最終的には以下のように決めました。

まずはSPYDとVYMを購入します。

攻めのSPYDと守りのVYMって感じ

上にも書いたけどVYMのトータルリターンは小さくないんだけどね。

やはり魅力的な利回りのSPYDを採用。

特にNISA枠での投資となるため日本での税金が引かれず、より大きな利回りを実現できる。

また現状株価が下がっており、戻ってくるまでの間にしっかり買付られれば、実質の利回りも上がると思われることもあり、メインとしてはSPYDで行きたい。

でもSPYD1本では怖いなという印象。

といっても分散もされており、総資産も大きいし、S&P500からの選定なのでボロボロってことにはならないとは思うけど、でも不安。

そこで、利回りはSPYDに比べると低いけど安定感のあるVYMを合わせる形にしてみようかと思います。

ジュニアNISAでは安定感重視でVYMを多め。

NISAではSPYD多めと少し差をつけて買っていこう。

NISAでは5年かけての購入となるため、その時の状況を見てバランスを変えたり、SPYDの購入を止めてVYMのみにする、またはHDVも買うなど変化させていく。

高配当株はできるだけ安値で購入していきたいので、地合を見て手動購入していく方針だけど、株価が戻ってきたときに前はもっと安かったという感情で購入できなくなるのは機会損失につながるため、年間投資額の半分くらいは自動購入の設定を使用する予定。

 

ちゃんとした理由ではないかもしれないけどETFの銘柄が決まった。

あとは信じてしっかり実行していく。

 

あと考えないといけないことは

・時間分散の観点からも5年から10年程度をかけて3000万くらい投資するが、その間のキャッシュポジションが大きい状態が続く

次回はこれを考えていきます。