HINANJUの米国株投資

米国高配当株をメインに短期投資にもチャレンジ

投資方針の話4

こんにちはHINANJUです。

 

投資方針の話の続きです。

前回のおさらいはこちら

 

hinanjutoushi.hatenablog.com

 

前回は米国高配当株ETFの銘柄を決めていきました。

今回はもう一つ考えないといけないことである

・時間分散の観点からも5年から10年程度をかけて3000万くらい投資するが、その間のキャッシュポジションが大きい状態が続く

これについて考えていこうかと思います。

 

現在の投資方針ではNISA、ジュニアNISA枠を用いて米国高配当株ETFを買っていくことになりますが、すでに投資に回せる資金が大きくあるのにキャッシュポジションが大きい状態が続いてしまいます。

とりあえず計算してみましょう。

1年間での投資額は夫婦のNISA枠で240万円、ジュニアNISAで80万円となるので320万円となる。

これを4年間+NISAの1年となる(ジュニアNISA)。

これを表にして5年間での資産配分を見てみると

  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
総資産 3500万円 3700万円 3900万円 4100万円 4300万円
非投資資産 1000万円 1000万円 1000万円 1000万円 1000万円
投資資産 2500万円 2700万円 2900万円 3100万円 3300万円
高配当株 320万円 640万円 960万円 1280万円 1520万円
キャッシュポジ 2180万円 2060万円 1940万円 1820万円 1780万円

1年で貯金が200万円ずつ増加するとして、やはりキャッシュポジションの多さ。

5年目でやっと1:1くらになるがそれまでは2000万円くらいを眠らせておく状態となる。

やはりこれはもったいない。

キャッシュポジションを減らすための選択肢は

・NISA枠以外でも高配当株ETFを購入する

・キャッシュポジションの範疇には入るが債券ETFなどで預貯金ではない状態にして分配金を受け取る(年利2%くらい)

・インデックスの積み立て

キャピタルゲイン狙いで短期運用の資金に充てる

どれもなんかいい気がするけど。

 

・インデックスの積み立て

インデックスの積み立ては少ない金額でやるのはいいかもしれない。

iDeCo枠など使って節税しながら老後資金として運用という方針

大きい金額を入れていくにはメインの投資方針が崩れる可能性があります。

インデックスの積み立ては15年以上ではほぼ利益がでるような投資ですが、投資資金の大部分を高配当株ETFに入れる予定のため、大きな金額をインデックスに入れていると短期の下落があったときに高配当株ETFへ入れる資金がない状態になるのは本末転倒となってしまいます。

なので、入れるとしても月数万円程度を老後資金としての運用は考えられます。

 

・キャッシュポジションの範疇には入るが債券ETFなどで預貯金ではない状態にして分配金を受け取る(年利2%くらい)

これもいいですね。

カウチポテトポートフォリオのように株:債券=1:1のようにポートフォリオを組むと債券からも分配金を受け取りながら暴落が起これば債券を売って資金を作り株を買う。

分配金がもらえるのもキャッシュフローを改善という自身の投資方針に合っていることもよい点です。

株が上がると債券は下がるという逆相関の関係ではありますが、現在は株高ですが債券も高い状況なんです。

FRBが債券買ってるからでしょうか。

AGG、BNDを買う予定ですが、数年は債券もあまり下がってこないことを考えるとすぐに債券ETFは購入できないかなと思います。

少し高くても基本的に価格が右肩ならいいんですが、値動きが少ないことが債券の良さでもあり、残念なところ。

結局高いところでは入れない。

 

・NISA枠以外でも高配当株ETFを購入する

これは普通に選択してもよいと思っています。

配当再投資による複利効果の恩恵を受けるなら結局はNISA枠以外にも買わないといけないですし、最初の投資計画でも3000万円くらい高配当株ETFを買っていくので、安値で買える時に購入していく必要もあります。

2020年はとりあえずNISA枠を使い切ることが目標なので、特定枠での購入は来年以降かもしれませんがこれはやっていきます。

NISA枠はやはり10年はホールドしますが、特定枠は課税されますが逆に含み益が大きくなった時に利確可能でもあること良い点ですね。

今年中に下落トレンド入って株価下がったら特定枠でも積極的に買増そうかな。

 

キャピタルゲイン狙いで短期運用の資金に充てる

最後にこれ。

最後に持ってくるってことはこれをやるってことですよね。

結局インデックスを機械的に積み立てるとか高配当を買っていくってやっぱり面白さみたいなものはあまりないですよね。

配当金が入ってニヤニヤしたり、含み益みてニヤニヤしたりはすごくうれしいけど、せっかく株式投資するなら知識つけたいし。

その知識を付けるならアクティブな運用をやってみる、実践してみるってのが必要だし、上昇相場なら明らかに高配当投資よりも利益だせるし、やってみたいって思いが強かったってことです。

個別株でもいいし、上昇しているインデックスを短期間で利確してもいいし、きっと損もだすけど、いつか来る暴落の時に買い迎えるかっていうのは日ごろから売買しているほうが有利だと思うし、メリットが多いと思います。

最初から大きな金額だと痛いことになってしまうかもしれないので100-200万くらいを元手に毎年原資を100-200万円くらい増やしながらポートフォリオの20%くらいを上限として短中期での売買を行っていきます。

最初からうまくはいかないと思うけど、できれば高配当よりかは年利だしたいね。

 

というわけでキャッシュポジションを低くするための方法を考えてきましたが、まとめると

・勉強を兼ねてのキャピタルゲイン目的の短期投資

・NISA枠以外の高配当株ETF

・少額でのインデックス(きっとS&P500)長期投資

・債権価格が下がってきたら預貯金の代わりに債券ETF購入

こんな感じでの運用を考えました。

以下資産配分の表を修正してみました。

  1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
総資産 3500万円 3700万円 3900万円 4100万円 4300万円
非投資資産 1000万円 1000万円 1000万円 1000万円 1000万円
投資資産 2500万円 2700万円 2900万円 3100万円 3300万円
高配当株NISA 320万円 640万円 960万円 1280万円 1520万円
高配当株特定 100万円 200万円 300万円 400万円 500万円
キャピタル短期 200万円 300万円 400万円 500万円 500万円
インデックス長期 60万円 120万円 180万円 240万円 300万円
キャッシュポジ 1820万円 1440万円 1060万円 680万円 480万円

5年目でキャッシュポジションが480万円となっていますが、本当にここまで買い進められるかは疑問があるけど、コツコツとやってみよう。

 

これで数年後に年間の利益がどのくらいになるのか。

楽しみで不安ですね。